日本名は「金剛石」(こんごうせき)と呼ばれています。
また、スペイン語では「ディアマンテ」と呼ばれており、車名でもありましたよね。 ダイヤモンドはキンバーライトという母岩が、地球深くのマグマ中にあり高温・高圧の状態で 一気に上昇し冷やされることにより、炭素が結晶化しダイヤモンドとなります。 ダイヤモンドの結晶は炭素原子が非常に強く結合しているため硬いということ。 同じ炭素の結晶では「グラファイト」があります。シャーペンの芯などです。 グラファイトは結晶内での炭素原子同士の結合が強いのですが、層と層の結合が非常に弱く 剥がれるため、紙に擦りつけることで字が書けるということです。 昔、ダイヤモンドは二次鉱床と呼ばれる河原などで採掘されていたが、今は大きな穴を掘り 採掘が行われてる一次鉱床がメインです。 産出国は、ロシア、ボツワナ、アンゴラ、シエラレオネ、カナダ、オーストラリアなどです。 ダイヤモンドの品質は4C(カラー・クラリティ・カット・カラット)によって決定されます。 今回は、4Cのうちのカット グレードです。 ダイヤモンド カットの種類 一般的には、ラウンド・ブリリアントカット、ペアシェープ・ブリリアントカット、マーキーズ・ブリリアントカット、 オーバル・ブリリアントカット、エメラルド・カットなどが有名です。
もちろん硬いダイヤモンドはダイヤモンドで研磨していくのです。
根気がいる作業になります。 ダイヤモンドのカットの中で一番きれいに輝くカットは ラウンドブリリアントカット(58面)と言われています。 ダイヤモンドの屈折率などの光学的要素を最大限に生かすため 数学的に計算されたカットです。 1919年にマルセル・トルコフスキー(ベルギー)が開発したカットです。 ダイヤモンドの中に入った光が数度の屈折を経て、観察者の眼に届くように(上に) 考えられています。
各ファセット(研磨)面の角度や大きさを数値化した理想的なカットを、アイデアルカットと いいます。 実際には、もっとギラギラと輝く数値は存在するのですが、3要素のバランスが重要だと 考えられています。 その3要素とは、ブリリアンス・ファイア・シンチレーションです。 ブリリアンスとは、目に見える光のまばゆい輝き ファイアとは、ダイヤモンドからでる分散した光が虹色にみえるもの シンチレーションとは、石、光源、見る人の位置によって見える、きらっと光る閃光のような反射 です。 ファイアが強い方がきれいに見えるなどの個人差もあるでしょう。 ただ私個人的には、大きなダイヤモンド(2カラット以上)は、58面でなく もっとカット面を増やしたほうがきれいだと思います。
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