1990年、長野・安曇野に創業者の田中修一がフルート工房を構えたことからアルタス・フルートは始まった。自らもフルートを演奏する田中にとって、自分の理想とする“音”を奏でるフルートを作ることは、長年温めていた夢であった。田中が自らのフルートを作る上で、まずこだわったのは歌口とスケールだった。そして、現代フルート界を代表するフルーティストであるウィリアム・ベネットと多くの試作テストを繰り返し現在の「アルタス スケール」が完成された。創業以来、こだわり続けているハンドメイドのアルタスフルートは、素材や加工の方法を使い分けることで、生み出される様々な“音色”を選ぶことが出来る。代表製品でもあるモデルALオールドフレンチフルートの名品「ルイ・ロット」をリスペクトして作られたフルートで、現存する何本ものルイ・ロットのフルートをバラバラに分解、切断し、最終的には溶かしてその構造と素材の成分を調べ、徹底的に研究した至極の一品です。
Copyright © 2016 KAITORIKING, All rights reserved.